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快挙!広島カープ黒田博樹投手、2人目日米通算200勝達成 [スポーツ]

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黒田200勝.png

人間国宝の落語家、柳家小三治さんに、やたら服装に凝る弟子がいた。
何度たしなめても変わらず、結局破門になった。
「形にばかり目がいくということは、そのうち自分の心も飾るんだ」。

聞き書き集「ザ・前座修行」(NHK出版)にある。
芸事に限らず、真髄を極めた人の行き着く境地は変わるまい。
恰好じゃなく心だ・・・と。
それが薬になるか、はたまた小言として素通りしてしまうか。
全て、聞き手の心掛け次第ということだろう。

今や広島東洋カープの至宝、黒田博樹投手がきのう200勝を果たした。
日米の球界で通算20年をかけ、たどり着いた高みである。
彼のどのひと言も、その背中を追いかける者には滋味に富んでいるはず。

若手の一人は、好みで長めに余す利き手の爪を「投手なんだから」と切るよう促された。
何より、けがするもとになりかねない。
一球入魂は指先から、なのだろう。
ささいなことをおろそかにして大をなす者はいない。

芸は、砂山にも例えられる。
一段、また一段と歩みを進めたつもりでも、足元から崩れていく。
野球の道とて同じだろう。
41歳にして、今なお新たな境地を探る黒田投手の次なる目標は「201勝」だそうである。


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