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こよいは七夕、日本列島は満天の星に願いをかける [世相雑感]

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野球選手になりたい、たこ焼きをたくさん食べたい・・・。
子供たちの願い事が揺れている。
広島の街を走る路面電車の中のこと。
「七夕電車」に先日、乗り合わせた。
色紙で手作りした飾りや、かわいい短冊に頬が緩んだ。

きょうは七夕。
おりひめ号とひこぼし号が、幼稚園児を乗せて特別に走るという。
天の川ならぬ元安川を渡り電停で落ち合う。
牽牛織女(けんぎゅうしょくじょ)の伝説になぞられた、ロマンチックで夢のある演出に大喜びすることだろう。

でも実際に星を眺めて、思いをはせるのは難しいかもしれない。
欧米の研究チームによると、世界の3人に1人が天の川を望めないという。
都市化が進んできて「光害」で夜も明るいためだ。
日本では7割の人が見られない場所にすんでいるそうだ。

哲学の祖と呼ばれる古代ギリシャのタレスは、ある晩、星を観察しながら歩くうち井戸へ落ちた。
足元の現実を見ない愚かさの例えにもされるが・・・。
満点の星を眺めて研究し、思索する。
そこから農耕や学問が発展し、人類は英知を育んできたはず。

こよいはどうか一人でも多くの人が、天の川をみられますように。
そんな願いを短冊に記し、てるてる坊主と一緒につるしておこうか。


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