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まだ時期尚早!?漢字2文字の〇〇、滑りそうな口をグッと引き締める [スポーツ]

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鈴木誠也.png

米大リーグでは、ノーヒットノーランが達成されるまでは誰も口にしてはならないのが、暗黙の決まりだという。
実況も含めてのことだ。
投手に無用なプレッシャーがかかるとのジンクスから。

ひょっとしたら・・・。
思わず口にしそうになるのはカープの戦いぶりだ。
25年ぶりの悲願となる漢字2文字である。
苦手だった交流戦を6連勝で締めくくり、ペナントレースで2位巨人に大差をつけて首位に立っている。

勝ちっぷりも緒方監督が言うように「神ってる」。
その立役者は鈴木誠也選手だ。
球界史上10人目の連続サヨナラ弾を含め、3日続きの決勝弾の離れ業でスタジアムを総立ちにさせた。
21歳の「ミラクル男」が、チームを勢いづけるのは間違いない。

期待が膨らむ反面、浮足立ってはならないと自らを戒める。
20年前の悪夢が頭をよぎった。
シーズンの途中まで首位を独走しながら、最大で11.5ゲーム差をつけた巨人にひっくり返された。
大逆転を表す「メークドラマ」は流行語大賞にもなった。

地方紙では今日から、クイズ「知っとる?赤ヘル」も始まった。
ファンなら例の2文字はお分かりだろう。
もうしばらくは口にせず、金曜日からのリーグ戦を見守るとするか。


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