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模索する東北復興の足取り、100の問題があれば100の方法がある [世相雑感]

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東北復興月間.png

今月は、政府提唱による「東北復興月間」でもある。
大震災の節目なら3月のはずだが、サミットが済むまでさすがに手が回らなかったのだろう。
現状を伝える催しが被災3県や都内で相次ぐ。

復興庁のフォーラムでは、福島県南相馬市小高区で起業した元IT会社役員の声が耳に残った。
東京電力福島第一原発の20㌔圏。
日中は出入りできるが、寝泊りは禁じられている。
「地域課題が100あれば、100のビジネスをつくりたい」と。

長引く避難生活で帰還を諦めた駅前のラーメン店を借り受けた。
地元の女性を雇い、手料理を出すと、弁当に飽きていた除染作業員で満員に。
立ち寄る住民も増え、ラーメン店のあるじは再起する気になったという。

3.11は、過疎という時計の針を何十年か進めたとされる。
高度成長の陰の側面が「過疎」なる造語で浮き彫りにされ、半世紀。
だが、対になるべき克服策の造語はまだ聞こえてこない。

過疎地どころか、原発事故で「住民ゼロ」から復興を余儀なくされてる福島の古里。
へこたれず、立ち上がる姿に学ぶべきものは多い。
山のような課題も、仕事や研究の種になると思えば「宝の山」に見えてくるかもしれない。


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