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舛添東京都知事、ミットもない「首都の顔」を晒し続けないで [世相雑感]

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舛添要一.jpg

「おまえのような男のことを草野球のキャッチャーというんじゃ」。
映画「幸福の黄色いハンカチ」で、今は亡き高倉健さんが武田鉄矢さん演じる若者を叱りつける。
「ミットもない」と。
座布団一枚と小膝を打ちたくなる。

そんな叱責が空の上から聞こえてきそうだ。
東京都の舛添要一知事のことである。
まず問題となったのは、ファーストクラスを使うなど高額すぎる海外出張費や公用車での別荘通いだ。
鳥取県知事からも「東京のような大企業は違う」と、皮肉られた。

正月休みに家族で泊まったホテル代や、インターネットオークションでの美術品の購入などに政治資金を使っていたことが明るみに出た。
「会議費」や「資料代」といった言い訳は聞き苦しい。

舛添知事は会見で「第三者の厳しい目で調査してもらう」と繰り返すばかりで、説明を拒んだ。
第三者に頼らずとも自らの言葉で説明できることは山ほどあろう。
「首都の顔」としての資質を問われても仕方あるまい。

「公私混同」との批判と追及が収まる気配はない。
厳しい声をしっかり受け止め、説明責任を果たす姿勢を示さなければ信頼回復はおぼつかないだろう。
みっともないでは済まされない。


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