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マエケン投打鮮烈デビュー、初白星・初本塁打に脱帽 [スポーツ]

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マエケン鮮烈デビュー.png

投げては6回無失点でメジャー初勝利。
打っては初本塁打と、鮮烈なデビューを飾ったドジャースの前田健太は、「最高の一日になった。忘れられない一日になる」と喜びをかみしめた。

一回にいきなり4点の援護を受ける。
「あれで緊張が取れて、スムーズにマウンドに上がれた」と感謝しつつ、リズムよく投げ続けた。
「無失点で終われたことが一番。四球もなく、打者と勝負できた」と胸を張る。

18アウトのうち12は内野ゴロを打たせた。
六回1死一、三塁では4番マイヤーズを一ゴロに。
本塁でのタッチプレーは微妙なタイミングでビデオ判定となったが、球審の判定は変わらずアウト。
次打者を三振に仕留めて反撃を許さなかった。

打撃では四回、2球で追い込まれながら「すべての球種に対応できるように、変化球も頭にあった」と、3球目の甘く入ったスライダーを振り抜いた。
ドジャース在籍時の1998年に日本選手初本塁打を放った野茂氏が見守る中、打球は左翼席に吸い込まれた。
デビュー戦で一発を放った初の日本人投手になった。

ドジャースは青が基調だが、観客席には広島の赤いユニフォームを着たファンも。
前田は「(広島)球団やたくさんの方に後押ししてもらって、メジャーのマウンドに立つことができた。
1年間、いい報告をたくさんしたい」と決意を新たにしていた。


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