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劇的進化を遂げる人工知能やロボット、人知との共存共生が鍵に [世相雑感]

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 人工知能棋士.jpg

黒と白の石を並べて陣地争い。
そう言うと身もふたもないが囲碁は奥深い。
盤上の展開パターンは、10の360乗通りという天文学的な数である。
直感や経験から局面を読んで、パチリ。
「大局観」が勝負を分ける。

世界トップクラスの棋士がコンピュータに3連敗し、うなだれた。
チェスや将棋で負かされ、ついに囲碁でも。
進化した人工知能(A-1)ソフトが人間の脳をまねて大量のデータから自ら学ぶ。
大局観も手に入れた。

落語「笠碁(かさご)」は市井のライバルを描く。
「おい、へぼ」「へぼとは何だ、へぼ」「どっちがへぼか一番やるか」。
前の対局で大ゲンカしたのに、また碁盤へと。
「碁敵(ごがたき)は憎さも増しなつかしし」。
古川柳にある下手な碁の楽しみは残したいものだが。

へぼ碁とは、比べ物にならないA1棋士。
日進月歩の技術は車の自動運転や患者に合った薬を見つけるがん治療などにも応用されている。
人と自然な会話をするロボットも登場した。
想像を超えた飛躍には恐れ入る。

4戦目に人に負けたのは思わぬ攻めに混乱して、下手を打ったようだ。
意外にも人間らしい面もある。
「へぼだなあ」。
憎まれ口でパチリ打つ、癒やし系ロボットもできないか。


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