SSブログ

「ジカ熱」オリンピック開催地ブラジルに蔓延、「蚊との戦争」の行方は [世相雑感]

スポンサードリンク




ジカ熱.png

ささいなことから回り回って思いもしなかった所に影響が出る例えで、「風が吹けば桶屋がもうかる」という。
似た言い回しが米国にある。
「ブラジルで1匹のチョウが羽ばたくと、テキサスで竜巻が起こる」

「バタフライ効果」といい、元は天気予報の難しさを説く例え話だった。
中国市場がくしゃみをすれば世界が風をひく昨今は、経済の世界でもよく耳にする。
ギリシャ危機の時もそうだった。
この星は、それほど世間が狭くなったということだろう。

地球の裏側で蚊のひと刺しが竜巻並みの事態を引き起こしている。
蚊がウイルスを運ぶ感染症「ジカ熱」がブラジルを震源に飛び火し、世界保険機構が緊急事態を宣言した。
おなかにいり赤ちゃんの発育に差し障りかねないというから、何とも厄介な話である。

実は日本でも2年前、海外帰りの感染者が見つかっている。
もともと症状が軽いため当時は騒がれずに済んだ。
いずれ、蚊に悩まされる季節が来る。
今度こそ、対岸の火事では済まない。

リオデジャネイロ五輪まで残り半年を切り、ブラジル政府は「蚊との戦争」と力む。
対策の立ち遅れは取り返しのつかぬ被害を招く。
こちらも、もらい火に備えねば。
nice!(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。