SSブログ

安倍政権の1年を振り返る、アベノミクスの成果やいかに [世相雑感]

スポンサードリンク




アベノミクス.png

この時季に思い浮かぶ音楽と言えば、ベートーベンの「大9」だろう。
演奏会で、一心不乱に棒を振る指揮者の姿に引きつけられたことがある。
一生に一度でいいから自分も・・・といまだに憧れる。

そんな素人考えでは及びもつかない激務らしい。
まばたきより短い演奏のズレも聞き分け、指示を出す。
タクトを振る回数が何と2万回以上に及ぶ日さえあるという。
首や腰のあたりにガタがくる指揮者も珍しくない。

政治と経済を指揮して丸3年を迎えた安倍晋三首相も、重圧は相当なものだろう。
感想を問われ、「桃栗3年、柿8年」と答えた。
丸8年の節目は東京五輪の年。
まさか、そこまで指揮台に?と憶測を呼んでいる。

出だしとなった金融緩和のタクトは、懸案の円高を転調させた。
株価はテンポよく上向き、就任前の8割増しに。
片や、物価高は家計にずしりと響く。
今も暮らしは優雅な旋律からは程遠いことを忘れてほしくない。

「大9」のフィナーレには、シンバルや大太鼓などが打ち鳴らされる。
アベノミクスはさて終演に近づいているだろうか。
景気回復の大合唱の後、残るのが借金の山では困る。
後は野となれ山となれ、ならアンコールはかかるはずもない。
nice!(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。