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多目的トイレの普及を考える、みんなが認め合ってくらせる世に [世相雑感]

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多目的トイレ.jpg

この時分は、年賀状に添える文句に苦労する。
そんな時はトイレへ。
昔から文章を考えるには、「三上(さんじょう)」がいいとされている。
のんびり揺られる馬の上、寝床を指す枕の上、そして厠(かわや)の上、つまり手洗いである。

正岡子規にも落ち着く場所だったらしく、一句ある。
寒き日を書もてはいる厠かな。
トイレで浮かんだ作もあったのではないか。
今や温かい便座が普及して居心地もアップした。
中国からの観光客が爆買いするわけだ。

毎日お世話になる場所だから気兼ねなく気持ちよく使いたい。
誰もが同じなのに、性的少数者(LGBT)は外出先で困っているようだ。
驚かれたり、好奇の目で見られたり。
温かくとも針のむしろではたまらない。

多目的トイレをどんな性別でも使えるように。
マークを高松の団体が募り、2点選んだ。
障害者や高齢者、妊婦、全ての人を示す印が四つ葉のクローバー形に並ぶ図案。
もう一つはALL(みんな)の言葉が手を包む。

行政や企業に取り入れてもらえるよう、働きかけていくという。
性同一性障害や同性婚への理解は広がりつつあるが、まだ浅い。
みんなが互いを認め合ってくらすには・・・。
「三上」に限らず妙案を考えてみる。
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