ＣＯＰ２１温暖化パリ協定採択、「京都」以来枠組み排出量ゼロ目標

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「簡単に痩せる」とのうたい文句で、さまざまなダイエット法がはやっては廃れる。
リンゴやバナナずくめ、炭水化物抜きもよく聞く。
あれやこれや試した末に体重計の上でため息をつく人も多い。

実は究極のダイエット法は大方の人がご存じのはず。
カロリーを控えてしっかり運動することだ。
年末年始はいいとしても「こたつでミカン」の生活に漬かりすぎず、さあやろうと思いたてるかどうかが鍵になろう。

長年、化石燃料による便利な温かさに浸り、温暖化の弊害に見て見ぬふりをしてきた国々もようやく重い腰を上げた。
新たな対策の枠組み「パリ協定」である。
豪雨に洪水と異常気象を肌で感じるだけにうなずける。

温室効果ガスを減らせと呼びかける先進諸国に対し、「温暖化はあんたたちのせい」と開き直る新興国の面々。
けんかをやっと収めて折り合ったのは意義深い。
みんなで支えあい、助け合って未来の人類を救いたい。

「歴史的合意」ともろ手を上げて喜ぶだけでは前に進むまい。
要は地球のダイエット法が決まった程度だろう。
無理な背伸びをせず、省エネを地道に続けるなどの「食事制限」を地球村の住民がどこまで実行に移せるか。

タグ：COP21 パリ協定採択