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杉原千畝「決断の部屋」ならどうする、欧米が直面するテロと難民問題 [世相雑感]

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杉原千畝.jpg

その机の前に着くと背筋が伸びた。
ビザ用のスタンプがある。
押すべきか否か・・・。
岐阜県八百津町の杉原千畝記念館が再現した「決断の部屋」。
自分ならどうすると自問自答する来館者も多い。

大戦下のリトアニアでの執務室を模す。
ナチスの迫害から逃れるユダヤ人に日本通過ビザを発給し、約6千人を救った外交官。
後ろ向きな本国に背いていいのか。
家族に累が及ばないか。
当時の緊張感が今も漂うよう。

杉原千畝(スギハラ チウネ)ブームという。
関係資料がユネスコの世界記憶遺産の国内候補となって火が付き、記念館に来る人は急増している。
唐沢寿明さん演じる映画も近く公開され、再来年の登録に向けて機運は高まるばかり。

実は一人で成し遂げたわけでもない。
命のビザで脱出した人が日本にたどり着けた陰には、同僚らの支えもあった。
「人道的な対応には必ず仲間が続くことを記憶しておいてほしい」。
記念館長の国枝大索さんの言葉だ。

事情は違うが、難民は今なお生まれている。
パリの同時多発テロとともに、欧米では警戒心から拒否せよとの声が公然と上がる。
受け入れるか否か。
どうすれば難民問題をなくせるか。
各国の首脳も国民も決断の部屋にいるはずだ。

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