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パリ同時テロ128人犠牲、イスラム国シリア空爆に報復 [世相雑感]

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パリ同時多発テロ.jpg

クリスマスを控えたこの時期、パリの夜は輝きを増す。
赤、青、白のイルミネーションがきらめき、街は着飾った人であふれる。
数年前に訪れた際、その華やかさに心奪われた。

「花の都」は今、悲しみの色に染まっているだろう。
レストランや劇場、国立競技場など数か所で同時テロが起き、あまたの尊い命が奪われた。
冬の華やぐムードは蹴散らされ、世界中に不安の色が濃くなりつつある。

オランド大統領は非常事態を宣言した。
罪なき市民に銃口を向け、周囲を恐怖の底に陥れたテロ。
いったい何のために・・・。
いくらテロリストが言葉で正当化しようとも、断じて許されはしない。

競技場では爆発直後、非難する人たちで満員となった通路に、フランス国歌の歌声が響いたという。
何のこれしき、パニックになるまい、へこたれるまい。
そうした気持ちが人々を結び付けているのだとしたら救いだ。

1月に起きた風刺週刊誌の襲撃事件も新しい。
今回もまたイスラム過激派の影が色濃いが、宗教間の対立をあおることは慎みたい。
赤、青、白から成るフランス国旗は、自由と平等、友愛を意味する。
仰ぎ見る3色を、べたつく憎悪で塗りつぶしてはならない。

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