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改造内閣の目玉は「1億総活躍相」!!疲弊する弱者に「もっと頑張れ」と追い打ちにならないか [世相雑感]

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先月亡くなった富士ゼロックス元社長の小林陽太郎さんは45年前、経済最優先で突っ走る高度成長にCMコピーで警鐘を鳴らす。
「モーレツからビューティフルへ」。
ゆとりなき醜さをすでに見抜いていたのだろう。

1億総活躍社会.jpg

もはやモーレツ主義の時代でもあるまいに「1億総活躍社会」を政府が唱えている。
内閣改造で担当相まで置いた。
育児や介護に悩み、心をすり減らす人に「もっと頑張れ」と追い打ちをかけることにならねばいいが。

大臣の守備範囲は女性活躍相や地方創成相とダブリ、肩身も狭かろう。
省庁の縄張り意識を排する幅広い視野に発想力、実行の突破口を備えた「司令塔」役だと首相は言う。
しかし、それこそが自らの役目ではないか。

全員野球が代名詞のはずのわれらがカープ。
最終戦の昨日もシーズンを象徴するような打線と気迫の空回りに泣いた。
応援する鯉党にとって、ならぬ堪忍するが堪忍の1年だったろう。

とはいえ、黒田博樹投手と新井貴浩選手の里帰りや、一投一打に心揺さぶられた1年でもある。
「借金」完済を何度しくじろうとも、観客は決して愛想をつかさず史上最高のにぎわいで応えた。

「ビューティフル」には「お見事」の意味もある。


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