ダダ漏れの東京五輪に医療費の無駄使い!!何とかならないか

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病院の診察券やら薬袋やら、整理が大変でという声はよく聞く。
待ち時間も長く、積もり積もれば半端じゃない無駄がある。



シルバー川柳にこんな句が、〈起きてからすることがない休診日〉。

そこまで律儀でない庶民ならずとも、まさかのこのやり方にはあきれかえった。
処方箋をコピー機で偽造し、複数の薬局で168錠もの薬を手に入れた人物を、広島県が書類送検したそうな。
たびたびの受信が面倒になったそうだが、物が向精神薬とあっては穏やかではない。

こんな不正は論外としても、日本の「残薬」は深刻である。
飲み忘れ、飲み残しは年間推計475億円に上り、チリも積もれば山となるの類だ。

無駄に医療費を太らせるだけではない。
食い合わせならぬ、「飲み合わせ」の薬を放置することが問題だ。
そこでかかりつけの薬局と、一人一冊「お薬手帳」を持とうと国は推奨する。

薬剤師と患者の間柄を密にして、健康管理と薬の節約をもくろむ、一石二鳥の妙策であろう。
くだんのマイナンバーもからめてうまく使おうとは、財務省の腹の内だろう。

ただ引き締める端から経費を無駄使いする、東京五輪のような大失態もある。

もう一句シルバー川柳。〈身体より口が悪いと医者が言う〉

総裁に再選された首相は、無駄使いの処方箋も出さなければ、律儀な庶民は収まるまい。

タグ：東京五輪 無駄使い 医療費