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庶民の味の代表格は秋サンマ!!この先漁獲量はどうなるのか [世相雑感]

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そろそろ今年も季節到来、我が家の食卓に乗った太めのサンマ、スダチを搾りながら思いを巡らす。
いつごろから生サンマを食べるようになったのだったか?
「さんま苦いか塩っぱいか」詩にも読まれたように、はらわたは大人の味であった。
大人の登竜門?勇気を出して初めて口にした時は、友達の先を行く気がして少しえばったものだ。

この庶民の味の代表格も、このところは値上がり気味である。
原因は漁獲量の減少、年々漁獲量は下降気味、今年も前年を下回る見込みらしい。

2年前に台湾に追い越され、中国も追って来た。
世界は空前の日本食ブーム、人口の増加と食生活の変化が重なり、これらサンマ新興国は、潮流の上手公海上で「大量先捕り」しているという。

<船傾げ海ごと掬う秋刀魚かな>(岡本日出夫)。
海の台所、根室沖や三陸沖での操業成果はどうだろうか。
北太平洋では、日本の何十倍も大きな船団がこぞって操業している。
サンマの群れが日本近海に回遊する前をごっそり掬い取る。こりゃもうたまったものではない。

高級すしネタとなるクロマグロと同様に、資源を守ろうとサンマも国際会議の議題に載せられた。
漁船を急激には増やさない、海域の資源量を調べようと、中国、台湾などと合意した。
乱獲を規制し、適正漁で資源を絶やさない、漁獲制限ルールーに繋がることを望みたい。

いよいよこれから油が乗って、おいしくなる秋の味覚の代表格。
いつまでも食卓で親しまれる存在であってほしいと願ってる。

「サンマ高いか減っちゃうか」子供の口から遠ざかってしまうようなら、ほろ苦さも一段と増してくる。
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