安全保障関連法案、危険!!「正戦」の名で戦う国に [世相雑感]
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ハワイ、ハワイと夢見てきたが、流す涙はキビ甘蔗の花(ホレホレ節)。
わが広島や山口の先人たちの苦労がしのばれよう。
今年ハワイへの第一回官約移民から130年になる。
今生きる国と父祖の国、そのはざまであえいだ時代もあった。
「本心は隠せ」と母。
「日本の軍人のように命がけでやれ」と父。
今生きる国に忠誠を誓えと言い聞かされた。
442連隊に志願し、上院議員に上り詰めた老翁辻仁成さんの
長編小説「日付変更線」から回想する。
かの連隊は第二次大戦中、全米の若き日系人たちで編成した。
合言葉は、ゴー・フォー・ブローク(あたって砕けろ)。
欧州戦線ではナチス・ドイツと戦い、おびただしい犠牲を払った。
だが、忠誠を誓った国はその後も、ベトナム、アフガン、イラクと「正戦」の泥沼にはまる。
ゴー・フォー・ブロークは、「聖戦」を語る者たちによって、罪なき市民に向けられる。
この70年、世界はどこでどう間違ったのだろう。
時は今、日本では平和の名を冠した諸法案が、国会成立のお墨付きを得そうだ。
正戦の国は手ぐすねを引いて待ってるに違いない。
「当たって砕けろ」は、わしらの代でしまいでー。
安らかに眠る兵たちの声が聞こえないか。
ハワイ、ハワイと夢見てきたが、流す涙はキビ甘蔗の花(ホレホレ節)。
わが広島や山口の先人たちの苦労がしのばれよう。
今年ハワイへの第一回官約移民から130年になる。
今生きる国と父祖の国、そのはざまであえいだ時代もあった。
「本心は隠せ」と母。
「日本の軍人のように命がけでやれ」と父。
今生きる国に忠誠を誓えと言い聞かされた。
442連隊に志願し、上院議員に上り詰めた老翁辻仁成さんの
長編小説「日付変更線」から回想する。
かの連隊は第二次大戦中、全米の若き日系人たちで編成した。
合言葉は、ゴー・フォー・ブローク(あたって砕けろ)。
欧州戦線ではナチス・ドイツと戦い、おびただしい犠牲を払った。
だが、忠誠を誓った国はその後も、ベトナム、アフガン、イラクと「正戦」の泥沼にはまる。
ゴー・フォー・ブロークは、「聖戦」を語る者たちによって、罪なき市民に向けられる。
この70年、世界はどこでどう間違ったのだろう。
時は今、日本では平和の名を冠した諸法案が、国会成立のお墨付きを得そうだ。
正戦の国は手ぐすねを引いて待ってるに違いない。
「当たって砕けろ」は、わしらの代でしまいでー。
安らかに眠る兵たちの声が聞こえないか。