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2015年改正派遣法の施行による、中小企業と就活現場の様変わり [日記・雑感]

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タオルケットを毛布にしたのに続いて、今日からは衣替え。
学校に向かう子供や電車に揺られる会社員のいでたちが深まる秋を思わせる。
まだ少々暑くて重くはあるが、着るものが変われば気分もまた改まる。

若々しいスーツ姿もあるだろう。
きょうは社会人デビューを来春に控えた学生の内定式である。
ところが採用ルールの変更で大手企業の選考がずれ込んだ。
中小から得た内定を辞退して、大企業に走る人も多いらしい。

「金の卵」をさらわれた側は大変である。
採用活動を続ける社も少なくないという。
でも身近な「青い鳥」をお忘れでは。
職場で共に働く派遣社員のこと。
正規に雇用して迎えてはどうだろう。
戦力として欠かせない人材もいるはず。

きのう改正派遣法が施行された。
「正社員への道を開く」。
政府はそう意義を強調するが果たして。
企業は3年ごとに人を入れ替えれば「派遣」を使い続けられる。
直接雇用の夢が絶たれたという労働者の嘆きも聞かれる。

身につまされるサラリーマン川柳があった。
「何になる? 子供の答えは正社員」。
柔軟な働き方を好む一方で、安定を望む人も。
生涯ずっと「派遣の衣」を着せるわけにはいかない。

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